印刷概要

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印刷概要

オフセット印刷
フルカラー印刷
モノクロ印刷
AMとFMの違い
印刷見本について
オンデマンド印刷
フルカラー印刷・モノクロ印刷

オフセット印刷:フルカラー印刷

AM200線を標準にし、AM300線の高細密印刷と
FMスクリーン10μを無料オプションで選択頂けます。

オフセット印刷:モノクロ印刷

AM175線を標準にし、FMスクリーン20μを無料オプションで選択頂けます。
ただし、AMを選択された場合でもモアレ対策に効果があると判断した場合は、
FMスクリーン20μで印刷することがあります。
※アナログ原稿のみ、またデータとアナログ原稿混在の場合も同様です。

オフセット印刷:AMとFMの違い

●フルカラー印刷(部数に関わらず選択可)
AM200 CMYKのパーセンテージに最も近いため、仕上がりを予想しやすいと思われます。
AM300 全体的にコントラストが強くなります。AM200に比べくすみがなくなり鮮やかに感じます。
FM10μ 全体的に明るい仕上がりになり、くすみが軽減されます。
グラデーションの再現幅が広がっています。

●本文印刷(データ原稿・アナログ原稿・部数に関わらず選択可)
AM175 コントラストが強くしっかりインクがのっている仕上がりです。
FM20μ アンチエイリアスなどの影響によるモアレに対応可能です。
再録本など、縮小または拡大することにより発生するモアレに対しても高い解消効果が期待できます。
グラデーションの再現幅が広がっています。

※アンチエイリアスについて

アンチエイリアスとは、モニタのような低解像度で表示する際にきれいに見せる技法です。
再サンプルありの拡大縮小(ピクセル数が変わる拡大縮小)や変形や回転をした場合などで
主に発生します。
印刷では逆にトラブルの元になることが多く、ぼやけたりモアレの原因となってしまいます。
これは、製版時にグレースケールの濃淡部分(1%~99%)をスクリーン化することで
濃淡を表現するためです。
(スクリーン化については、下記の「見た目の違いと解説」をご覧ください。)
印刷はモニタ表示と比べてとても解像度が高いです。
このため、トーンや線部分にアンチエイリアスがない原稿のほうが基本的にはキリっとするので
きれいな仕上がりになります(例外はあります)。

●見た目の違いと解説
AMとFMの違い
AMとFMで差が出るのは1%~99%の部分のみです。
(上記画像は再現イメージです。実物とは若干異なります。)
製版時にこの範囲を、規則的なアミトーンの点の大きさで表現するのがAMスクリーン、
小さな粒の密度で表現するのがFMスクリーンです。
つまり、データに1%~99%の範囲が全く含まれていなければAM・FMでも差が出ない
ことになります。
このため、モノクロ2階調のデータは、AM・FMどちらでも差は出ません。

スクリーントーン使用時の注意
(この画像は再現イメージです。実物とは若干異なります。)

●アンチエイリアスがかかっている場合や、フチがぼけている(グレーがある)場合

きれいな形にならないため、ご使用のトーンによってはモアレ発生の原因となります。

●アミトーンそのものが1%~99%のグレーだったり、1%~99%のグレーがアミトーンの周辺に存在する場合

AMスクリーンで製版すると高確率でモアレが発生します。
(すでにアミトーン状態なのに100%でないがためにスクリーン化されるからです。)

●この他に、JPEG圧縮したEPS画像を再編集して再度JPEG圧縮保存した場合や低画質で保存した場合など

圧縮ノイズが多数発生したデータもトーンによってはモアレが発生する原因となります。

オフセット印刷:印刷見本について

見本内容
フルカラー AM200線、AM300線、FMスクリーン10μ
モノクロ AM175線、FMスクリーン20μ
※いずれも実際の原稿を使って印刷したものです。
●印刷見本請求の方法
168円分の切手と送付先の宛名・宛先を記載した用紙を同封のうえお申し込み下さい。
詳細は「資料請求」をご覧ください。

オンデマンド印刷:フルカラー印刷・モノクロ印刷

オンデマンド印刷とは、デジタル印刷機を使った印刷方法のことです。
ご入稿はデータ原稿のみ対応いたしております
(紙原稿はスキャンなどでデータ化してご入稿ください)。
データから直接印刷することにより、従来のオフセット印刷で必要であった製版・試し刷り・
インクを乾かすなどの工程が省かれ、短時間・低コストでの納品が可能になります。
オフセットにくらべやや再現率は劣りますが、少部数を安価で作りたい方には大変おすすめの
印刷方法です。
  • トナー方式なので、同じデータから出力しても色・濃さなどが同一の仕上がりにはなりません。
    その為初版と再版で色味の違いが出る場合があります。ご了承ください。
  • トナーを定着させるオイルの影響で仕上がりにやや光沢が出ます。
  • 広いベタを使用されている場合若干の色ムラが生じます。
  • トナーは折り曲げに弱いので、背に色を使用されている場合剥がれる恐れがあります。
  • PP加工をご利用の場合、濃い色を多用されると剥がれる可能性があります。
  • 使用されているトーンによってはモアレが発生する場合があります。ご了承ください。
    アンチエイリアスなどのグレー1%~99%の部分は、オフセット印刷と同様に印刷機内で
    AMスクリーン化します。
    特にトーンそのものやトーン周辺が1%~99%だと影響が出ます。AMとFMの違いのAM部分をご参照ください。